2023年5月期第2四半期決算説明会資料 (HTML)(2022.5.16 - 2023.5.15)

2022年12月20日

この資料に掲載しております当社の計画および業績の見通し・戦略などは発表日時点において把握できる情報から得られた当社の経営者の判断に基づいています。あくまでも将来の予測であり、市場における価格競争の激化・事業環境を取り巻く経済動向の変動・資本市場における相場の大幅な変動・上記以外の様々な不確定要素などの様々なリスクや不確定要素により、実際の業績と大きく異なる可能性がございますことを、予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

Index

◼ 2023年5月期第2四半期業績概要 ◼ 中期経営計画と当期の取り組み

※本資料中では以下の略称を使用する場合があります。
福太郎=くすりの福太郎 TGN=ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本 レデイ=レデイ薬局
B&D=ビー・アンド・ディー イレブン=ドラッグイレブン TGMD=ツルハグループマーチャンダイジング

2023年5月期 第2四半期業績概要

決算ハイライト

増収増益を維持

2023年5月期第2四半期 実績

売上高 4,841億円
(前年比+4.7%)

営業利益高 247億円
(前年比+8.8%)

事業概況
  • 既存店売上前年比は回復傾向
  • 医薬品販売増加などで粗利率0.4ポイント改善
  • 人件費は抑制したが水道光熱費の高騰により販管費率は0.2ポイント上昇

2023年5月期 第2四半期業績(計画対比)

(百万円 / %)

売上高
  • 計画通り進捗
売上総利益
  • 粗利率は計画通り進捗
販管費
  • 人件費は計画比97.7%
  • 地代家賃等は計画通り進捗
  • 水道光熱費は計画通り進捗
    ただし下期は計画を10億円前後上回る見込み

2023年5月期 第2四半期業績(前年比)

(百万円 / %)

売上高
  • 既存店(13か月経過店)前年比実績0.7%
  • 新規出店76店が寄与
売上総利益
  • 医薬品の販売増、雑貨の粗利率改善等により売上総利益率は前年比+0.4%
販管費
  • 人件費は抑制できたが、水道光熱費等の増加により販管費率は前年比+0.2%

連結業績(四半期推移)

当期(百万円 / %)

FY 5/23 (million yen / %)

前期(百万円 / %)

FY 5/22 (million yen / %)

販売費・一般管理費(前年対比)

(百万円 / %)

人件費
  • 生産性向上、人件費コントロールにより売上比は前年同期より△0.3%
その他経費
  • 水道光熱費(電気料)
    前年同期比+23億円
  • 出店により減価償却費
    前年同期比+9億円

会社別実績

上期実績

売上高前年比推移(13か月経過店舗)

会社別 出店・閉店・売上・営業利益状況

店舗数

  • 調剤新規開局 60店舗
  • 既存店の改装 115店舗

既存店売上高・営業利益率

地域別 出店・閉店・売上・営業利益状況

店舗数

既存店売上高・営業利益率

【参考】当第1四半期の商品群別実績について

当第2四半期より、ポイント制度に係る収益認識への影響額の各商品群への配賦基準を見直しております。
(ポイント付与・利用の実態をより精緻に反映するため)
本表は、前期および当期の第1四半期実績に当該見直し後の配賦基準を遡及適用した数値で作成したものです。

当第1四半期(22.9.20 開示数値) (百万円 / %)

当第1四半期(基準見直し後) (百万円 / %)

商品群別実績(当期累計)

上期実績(基準見直し後) (百万円 / %)

当第2四半期より、ポイント制度に係る収益認識への影響額の各商品群への配賦基準を見直しております。
(ポイント付与・利用の実態をより精緻に反映するため)
これに伴い、前期の実績に当該見直し後の配賦基準を遡及適用し、前年比・前年増減を表記しております。
医薬品
  • 抗原検査キットの需要急増
    出店増により調剤拡大は堅調
化粧品
  • 人流の回復進むが微増にとどまる
日用雑貨
  • PB商品の拡大・コロナ関連商品の特需により粗利改善
食品
  • 酒類、日配、生鮮食品等が売上増
その他
  • マスク等の粗利改善

調剤部門実績

当期 (百万円 / %)

  • 薬局数増により処方箋枚数が増加
  • 薬価改定、診療報酬改定の影響により売上総利益率低下

会社別 調剤店舗数

PB商品実績

上期実績(POS実績) (百万円 / %)

日用雑貨の好調などで
売上高は2桁成長
  • 全PB売上構成比9.5%
  • 粗利率43.4%
    (前年同期比△0.2ポイント)
くらしリズムシリーズ
売上拡大継続
  • 日用品・ヘルスケアを中心に13SKU増加
  • 専売品・企業限定品の改廃を継続
  • 粗利率48.8%
    (前年同期比+1.8ポイント)
第1四半期決算説明会資料において、PB粗利率の記載に誤りがありました。
修正後の資料を当社ウェブサイトに掲載しております。
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中期経営計画と当期の取り組み

2023年5月期 通期計画

通期 (百万円 / %)

新中期経営計画における重点戦略

店舗戦略
  • 2025年5月期 グループ全体で2,750店舗
  • 出店済み地域(40都道府県)の更なるドミナント強化及び調剤併設店舗出店
  • 出店速度を抑制、精度を高め出店する
    既存店の収益力改善を図る
調剤戦略
  • 現在の調剤売上高約1,000億円を2025年5月期に1,400億円へ
  • 店舗併設を中心とした出店を強化し、現在の店舗数760店を1,170店へと計画
  • 予想される改定に対しては、薬局機能向上による各種加算と応需枚数アップにより対応
PB戦略
  • 2025年5月期 PB商品売上構成比12%
  • シリーズラインナップ強化
  • 大手メーカーとの共同商品開発推進(ダブルチョップ※1)
DX戦略
  • 各部門社内システムの刷新による、次世代基盤の構築
    デジタルマーケティングの深耕による顧客エンゲージメントの強化
    EC、調剤オンラインなどのライフスタイル・社会変化への素早いキャッチアップ
財務戦略
  • 成長投資を継続しつつ、収益性及び資本効率の改善を図る
    2025年5月期営業利益率5% ROE10%、
    2029年5月期営業利益率6% ROE12%を目指す
  • 株主還元は、2023年5月期~2025年5月期
    配当性向50%~70%を目途に実施

※1 ・・・ 大手メーカーと共同で開発するストアブランド商品

重点戦略と当期の取り組み

店舗戦略
  • 2025年5月期 グループ全体で2,750店舗
  • 出店済み地域(40都道府県)の更なるドミナント強化及び調剤併設店舗出店
  • 出店速度を抑制、出店精度を高め既存店の収益力改善を図る

地域別出店計画

※7月1日事業譲受

会社別出店計画

※7月1日事業譲受
調剤戦略
  • 現在の調剤売上高約1,000億円を2025年5月期に1,400億円へ
  • 店舗併設を中心とした出店を強化し、現在の店舗数760店を1,170店へと計画
  • 予想される改定に対しては、薬局機能向上による各種加算と応需枚数アップにより対応
調剤併設店舗の出店強化
  • 調剤薬局新設計画 通期119店舗
    (うち調剤併設店舗 109店舗)
オンライン服薬指導の導入
  • 約720店舗に導入済み
    • 一部地区では当日配送にも対応
PB戦略
  • 2025年5月期 PB商品売上構成比12%
  • シリーズラインナップ強化
  • 大手メーカーとの共同商品開発推進
新規開発商品による売上拡大
  • 高機能差別化商品の開発推進
  • 大手メーカーとの共同開発
DX戦略
  • 各部門社内システムの刷新による、次世代基盤の構築
    デジタルマーケティングの深耕による顧客エンゲージメントの強化
    EC、調剤オンラインなどのライフスタイル・社会変化への素早いキャッチアップ
アプリを通じた顧客接点拡大
  • アプリ会員の構成比拡大
基幹システム群の強化・刷新
  • 店舗運営やデジタルマーケティングの基盤となるIT基盤整備への投資
CDP(顧客データプラットフォーム)を活用した販促・広告施策
  • アプリ販促施策の実施とシナリオ蓄積
  • MAツール導入へ向けた準備
    • マーケティングの自動化・効率化
  • リテールメディア戦略の推進

サステナブル経営

共同配送による環境負荷低減

  • ウエルシア薬局との共同配送
    (青森県下北エリア)
  • 物流コスト削減・CO2排出量削減
太陽光発電設備の導入
  • 2025年5月期までの設置計画 236店舗
  • 現在23店舗→当期末78店舗へ
女性管理職の登用
  • 当第2四半期末 21.3%