2024年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(HTML)

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2024年5月期  決算短信〔日本基準〕(連結)

 

 

 

 

2024年6月21日

上場会社名

株式会社ツルハホールディングス

上場取引所 

コード番号

3391

URL  https://www.tsuruha-hd.com

代表者

(役職名)

代表取締役社長

(氏名)鶴羽 順

問合せ先責任者

(役職名)

執行役員管理本部長

(氏名)村上 誠

TEL  011-783-2755

定時株主総会開催予定日

2024年8月9日

配当支払開始予定日

2024年7月23日

有価証券報告書提出予定日

2024年8月9日

 

 

決算補足説明資料作成の有無:

 

決算説明会開催の有無      :

(機関投資家・アナリスト向け)

 

 

(百万円未満切捨て)

1.2024年5月期の連結業績(2023年5月16日~2024年5月15日)

(1)連結経営成績

(%表示は対前期増減率)

 

 

売上高

営業利益

経常利益

親会社株主に帰属する

当期純利益

 

百万円

百万円

百万円

百万円

2024年5月期

1,027,462

5.9

49,205

8.0

49,304

7.9

24,105

4.6

2023年5月期

970,079

5.9

45,572

12.3

45,689

14.1

25,258

18.1

 

(注)包括利益

2024年5月期

29,633

百万円

(△5.7%)

 

2023年5月期

31,423

百万円

84.9%)

 

 

1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

自己資本

当期純利益率

総資産

経常利益率

売上高

営業利益率

 

円 銭

円 銭

2024年5月期

495.85

493.48

8.6

9.1

4.8

2023年5月期

519.90

518.52

9.4

8.3

4.7

 

(参考)持分法投資損益

2024年5月期

百万円

 

 

2023年5月期

百万円

 

 

 

(2)連結財政状態

 

総資産

純資産

自己資本比率

1株当たり純資産

 

百万円

百万円

円 銭

2024年5月期

549,220

307,743

51.3

5,797.19

2023年5月期

539,830

304,144

51.2

5,690.49

 

(参考)自己資本

2024年5月期

281,926

百万円

 

2023年5月期

276,567

百万円

 

 

(3)連結キャッシュ・フローの状況

 

営業活動による

キャッシュ・フロー

投資活動による

キャッシュ・フロー

財務活動による

キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物

期末残高

 

百万円

百万円

百万円

百万円

2024年5月期

51,964

36,068

36,259

58,554

2023年5月期

804

29,774

19,005

78,916

 

2.配当の状況

 

年間配当金

配当金総額

(合計)

配当性向

(連結)

純資産配当率

(連結)

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

期末

合計

 

円 銭

円 銭

円 銭

円 銭

円 銭

百万円

2023年5月期

116.50

143.50

260.00

12,636

50.0

4.7

2024年5月期

133.50

133.50

267.00

12,983

53.8

4.6

2025年5月期(予想)

155.00

155.00

310.00

 

50.1

 

 

3.2025年5月期の連結業績予想(2024年5月16日~2025年5月15日)

 

(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

 

 

売上高

営業利益

経常利益

親会社株主に帰属

する当期純利益

1株当たり

当期純利益

 

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

第2四半期(累計)

539,900

4.7

27,700

2.0

27,600

0.3

17,500

8.9

359.85

通期

1,080,000

5.1

53,500

8.7

53,200

7.9

30,100

24.9

618.94

 

 

 

 

※  注記事項

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):

 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示

①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:

②  ①以外の会計方針の変更              :

③  会計上の見積りの変更                :

④  修正再表示                          :

 

(3)発行済株式数(普通株式)

①  期末発行済株式数(自己株式を含む)

2024年5月期

49,518,268

2023年5月期

49,488,468

②  期末自己株式数

2024年5月期

886,797

2023年5月期

886,721

③  期中平均株式数

2024年5月期

48,613,927

2023年5月期

48,583,935

 

 

(参考)個別業績の概要

2024年5月期の個別業績(2023年5月16日~2024年5月15日)

(1)個別経営成績

(%表示は対前期増減率)

 

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

 

百万円

百万円

百万円

百万円

2024年5月期

22,515

25.1

14,415

28.2

14,423

28.4

14,196

20.6

2023年5月期

18,003

10.7

11,247

16.9

11,230

16.0

11,775

9.9

 

 

1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

 

円 銭

円 銭

2024年5月期

292.03

290.63

2023年5月期

242.38

241.74

 

(2)個別財政状態

 

総資産

純資産

自己資本比率

1株当たり純資産

 

百万円

百万円

円 銭

2024年5月期

160,900

133,102

81.5

2,695.48

2023年5月期

165,982

131,930

78.4

2,677.92

 

(参考)自己資本

2024年5月期

131,085

百万円

 

2023年5月期

130,151

百万円

 

 

※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です

 

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料の3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。

(決算説明会資料の入手方法)

決算説明会資料は当社ホームページで同日開示しております。

 

○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………

連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………

10

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

12

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

14

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

14

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………

14

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………

15

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

16

4.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………

17

(1)仕入および販売の状況 ……………………………………………………………………………………………

17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当連結会計年度 (2023年5月16日~2024年5月15日)における経済情勢は、好調な企業業績に支えられ景気は緩やかに回復しております。米国株高や市場評価を意識した経営により国内株価は上昇し、資産効果や賃上げ機運の高まり、コロナ禍での過剰貯蓄などは消費の下支え要因となりました。一方で円安等による物価上昇、実質賃金の減少は続いており、年明け以降の消費は一進一退で推移しております。

 ドラッグストア業界においては、コロナ沈静化による人流の戻りやインバウンド需要の回復、値上げ効果が寄与し、化粧品や食品を中心に売上高が伸長しており、各社の業績は好調に推移しております。一方で出店競争により1店舗あたりの商圏人口は減少傾向にあり、競争環境が厳しさを増すなか、業界再編に向けた動きがみられます。

 このような状況のもと、当社グループでは中期経営計画の達成に向け、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・オンラインを活用した処方箋枚数の確保、PB(プライベートブランド)戦略では新規商品の開発と既存商品の販売促進による売上構成比のアップ、DX戦略ではMAツールの活用やITシステム開発により生産性向上に取り組んでまいりました。また、業績管理面では予実分析の精度改善により経費コントロールに取り組むとともに、不採算部門に関する管理をさらに厳格化いたしました。

 店舗展開につきましては、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、期首より128店舗の新規出店と5店舗の子会社化等、69店舗の閉店を実施いたしました。この結果、当期末のグループ店舗数は直営店で2,653店舗となりました。なお、タイ国内の当社グループ店舗につきましては、2店舗の新規出店、1店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は2024年5月15日現在で19店舗となりました。

 

当社グループの出店・閉店の状況は次のとおり

 

 

 

 

 

 

(単位:店舗)

 

期首

店舗数※

出店

子会社化

閉店

純増

期末店舗数

うち

調剤薬局

北海道

425

16

1

10

7

432

139

東 北

593

27

16

11

604

162

関東甲信越

529

14

10

4

533

221

中部・関西

258

17

6

11

269

162

中 国

345

27

6

21

366

138

四 国

226

8

9

△1

225

67

九州・沖縄

213

19

4

12

11

224

47

国内店舗計

2,589

128

5

69

64

2,653

936

上記のほか、海外店舗19店舗、FC加盟店舗7店舗を展開しております。

※当期首からEC店舗・FC店舗等の店舗数のカウント基準を見直しており、期首店舗数は前期末店舗数と一部

 差異がございます。

 

 これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上高1兆274億62百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益492億5百万円(同8.0%増)、経常利益493億4百万円(同7.9%増)となりました。また、連結子会社である㈱ビー・アンド・ディーに係るのれんについて、連結子会社化後における仕入条件の改善等の統合効果創出の取り組み等により、㈱ビー・アンド・ディーの営業利益及び営業利益率等は向上が図られている一方で、市場環境の変化に伴う事業計画の見直しを行った結果、同社の株式取得時に想定していた収益の確保は困難であることから、割引後将来キャッシュフローと帳簿価額との差額41億89百万円をのれんの減損損失として計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は241億5百万円(同4.6%減)となりました。

 

 また、当社は、イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社との三者間で、グローバル規模における地域生活者のより高次なヘルス&ウエルネスの実現を目的として、各社の持つ経営資源を最大限に活用して連携することにより、様々な分野でシナジーを発揮し、日本最大のドラッグストア連合体を創成するとともに、そこで働く従業員の限りない成長機会を創出すること等を目指し、経営統合の協議を開始することに合意し、資本業務提携契約を締結しております。

 

 

 

 

 

(2)当期の財政状態の概況

 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて93億89百万円増加し、5,492億20百万円となりました。流動資産は前連結会計年度末に比べて114億38百万円減少し、2,738億50百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少203億62百万円、商品64億24百万円の増加などによるものであります。

 固定資産は前連結会計年度末と比べて208億28百万円増加し、2,753億69百万円となりました。これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の増加219億24百万円、のれんの償却及びのれんの減損等に伴う無形固定資産の減少57億25百万円、保有する投資有価証券の時価評価額の上昇等に伴う投資その他の資産の増加46億29百万円などによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べて57億90百万円増加し、2,414億76百万円となりました。これは主に、新規出店等に伴う買掛金の増加59億66百万円、契約負債の増加26億60百万円、長期リース債務の増加19億92百万円、

1年内返済予定の長期借入金の減少31億50百万円、長期借入金の減少40億50百万円などによるものであります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて35億98百万円増加し、3,077億43百万円となりました。これは主に連結子会社である株式会社ドラッグイレブン株式の追加取得等に伴う資本剰余金の減少80億36百万円及び非支配株主持分の減少19億98百万円、利益剰余金の増加106億40百万円、その他有価証券評価差額金の増加25億37百万円などによるものであります。

 以上の結果、自己資本比率は0.1ポイント増加し、51.3%となりました。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて203億62百万円減少し、585億54百万円となりました。

 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、519億64百万円(前期は8億4百万円の獲得)となりました。これはおもに、税金等調整前当期純利益が415億99百万円となったことと、仕入債務の増加59億66百万円と減価償却費138億41百万円等のプラス要因に対し、法人税等の支払額156億28百万円と棚卸資産の増加64億18百万円のマイナス要因によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、360億68百万円(前期は297億74百万円の使用)となりました。これはおもに、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出319億92百万円、新規出店に伴う差入保証金の支出51億66百万円、ソフトウエアの取得による支出33億88百万円となったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、362億59百万円(前期は190億5百万円の使用)となりました。これはおもに、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出117億68百万円、配当金の支払額134億65百万円と長期借入金の返済による支出72億円等によるものであります。

 

(4)今後の見通し

 今後の経済情勢につきましては、米国を中心に世界経済が底堅く推移すると見込まれていますが、日本経済は3年目を迎える物価上昇に対し消費マインドにやや足踏み感がみられ、賃金と物価の好循環の実現に注目が集まっています。

 ドラッグストア業界においてはコロナ禍以降の業績回復に一服感が見られるなか値上げは継続しており、価格競争を避けながらの価格転嫁の巧拙が課題となります。また、競争が厳しくなるなか、規模拡大と採算性改善を両立できる財務体質と管理体制の整備が求められます。

 このような状況のなかで、当社は中期経営計画の各戦略を推進し、収益改善フェーズの総仕上げに取り組んでまいります。新規出店についてはスクラップ&ビルドを中心に出店数を抑えながら、自社建物の拡大、省エネLED等によるコスト削減、不採算店舗の積極的閉店により利益率改善に取り組みます。調剤については、データ活用による薬局機能の強化、かかりつけ薬局の推進、出店拡大により調剤売上比率の引き上げを図ります。PBについては食品を中心とした商品開発の推進、大手メーカーとの協業、ブランディング強化に取り組みます。DXについては、アプリ会員の拡大及びMAツールによる購買額の引き上げ、システムインフラの整備、BIツールによる経営数値の可視化に取り組みます。財務面では営業キャッシュ・フローの成長投資と株主還元への適正配分を進めます。また、イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社との経営統合に向けた協議を進め、シナジーの拡大を目指します。

 以上により、次期の連結業績の予想といたしましては、売上高1兆800億円、営業利益535億円、経常利益532億円、親会社株主に帰属する当期純利益301億円を見込んでおります。

 

(5)利益配分に関する基本方針および当期・次期の配当

 当社は、経営基盤の強化および将来の事業展開を勘案しながら、株主利益重視の見地から安定した配当を行うことを基本方針とし、さらに配当性向を考慮した利益配分を実施してまいりたいと考えております。
 この方針に基づき、配当は第2四半期末および事業年度末の年2回としております。
 当期における第2四半期末の利益配当につきましては、計画通り1株につき133.5円の配当を実施いたしました。期末におきましては、当期業績をふまえて当初計画通り1株につき133.5円の配当を行うことを決定いたしました。これにより通期では267円の配当となります。次期(2025年5月期)の年間配当は、1株につき310円を予定しております。
 また、次期におきましても第2四半期末日および期末日を基準日として年2回の配当を実施することとしております。
 内部留保資金につきましては、店舗の新設および増床・改装に伴う設備投資やM&Aも含めた成長など、将来の企業価値を高めるための投資に向けて、備えていく方針であります。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは日本基準を適用しています。国際財務報告基準(IFRS)の適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針です。

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2023年5月15日)

当連結会計年度

(2024年5月15日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

79,050

58,688

売掛金

43,933

47,504

商品

140,652

147,076

原材料及び貯蔵品

89

97

その他

21,562

20,483

流動資産合計

285,289

273,850

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

110,355

134,237

減価償却累計額

47,740

52,054

建物及び構築物(純額)

62,614

82,183

工具、器具及び備品

60,751

67,812

減価償却累計額

45,956

51,064

工具、器具及び備品(純額)

14,794

16,747

土地

14,957

15,811

リース資産

16,689

19,115

減価償却累計額

4,417

5,648

リース資産(純額)

12,271

13,466

建設仮勘定

3,981

2,335

その他

47

48

減価償却累計額

47

48

その他(純額)

0

0

有形固定資産合計

108,620

130,545

無形固定資産

 

 

のれん

30,069

21,863

ソフトウエア

2,919

2,828

その他

2,021

4,593

無形固定資産合計

35,010

29,285

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

30,478

34,181

繰延税金資産

6,404

6,230

差入保証金

69,822

70,872

その他

4,265

4,304

貸倒引当金

60

49

投資その他の資産合計

110,910

115,539

固定資産合計

254,541

275,369

資産合計

539,830

549,220

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2023年5月15日)

当連結会計年度

(2024年5月15日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

108,177

114,143

1年内返済予定の長期借入金

10,350

7,200

未払金

18,685

19,415

リース債務

1,053

1,437

未払法人税等

9,267

8,794

契約負債

13,948

16,608

賞与引当金

6,228

6,766

役員賞与引当金

748

665

ポイント引当金

291

285

その他

5,564

5,910

流動負債合計

174,316

181,229

固定負債

 

 

長期借入金

29,125

25,075

リース債務

14,335

16,327

繰延税金負債

6,254

6,934

退職給付に係る負債

3,033

3,014

資産除去債務

4,149

4,869

その他

4,471

4,025

固定負債合計

61,369

60,247

負債合計

235,686

241,476

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

11,433

11,535

資本剰余金

29,486

21,449

利益剰余金

221,256

231,896

自己株式

5,313

5,314

株主資本合計

256,863

259,567

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

19,613

22,150

退職給付に係る調整累計額

90

207

その他の包括利益累計額合計

19,704

22,358

新株予約権

1,779

2,017

非支配株主持分

25,797

23,799

純資産合計

304,144

307,743

負債純資産合計

539,830

549,220

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

 至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

 至 2024年5月15日)

売上高

970,079

1,027,462

売上原価

676,717

715,185

売上総利益

293,361

312,276

販売費及び一般管理費

 

 

従業員給料及び手当

89,734

95,348

従業員賞与

5,511

6,226

賞与引当金繰入額

6,228

6,766

役員賞与引当金繰入額

748

665

退職給付費用

1,350

1,321

地代家賃

52,880

54,517

その他

91,334

98,224

販売費及び一般管理費合計

247,789

263,071

営業利益

45,572

49,205

営業外収益

 

 

受取利息

124

118

受取配当金

269

279

補助金収入

22

385

備品受贈益

584

581

受取賃貸料

237

242

受取保険金

130

317

その他

725

405

営業外収益合計

2,093

2,330

営業外費用

 

 

支払利息

1,301

1,553

中途解約違約金

376

218

その他

298

460

営業外費用合計

1,976

2,232

経常利益

45,689

49,304

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

 至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

 至 2024年5月15日)

特別利益

 

 

固定資産売却益

40

6

新株予約権戻入益

801

投資有価証券売却益

3

特別利益合計

841

10

特別損失

 

 

固定資産除却損

96

146

減損損失

2,913

7,434

災害による損失

65

134

特別損失合計

3,075

7,714

税金等調整前当期純利益

43,455

41,599

法人税、住民税及び事業税

14,744

15,095

法人税等調整額

67

361

法人税等合計

14,812

14,733

当期純利益

28,643

26,866

非支配株主に帰属する当期純利益

3,384

2,760

親会社株主に帰属する当期純利益

25,258

24,105

 

(連結包括利益計算書)

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

 至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

 至 2024年5月15日)

当期純利益

28,643

26,866

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

2,644

2,607

退職給付に係る調整額

135

159

その他の包括利益合計

2,779

2,766

包括利益

31,423

29,633

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

28,026

26,759

非支配株主に係る包括利益

3,396

2,873

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

11,322

29,375

205,714

5,312

241,098

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

111

111

 

 

222

剰余金の配当

 

 

9,716

 

9,716

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

25,258

 

25,258

自己株式の取得

 

 

 

0

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

111

111

15,542

0

15,764

当期末残高

11,433

29,486

221,256

5,313

256,863

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

16,988

52

16,936

2,269

23,740

284,046

当期変動額

 

 

 

 

 

 

新株の発行

 

 

 

 

 

222

剰余金の配当

 

 

 

 

 

9,716

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

25,258

自己株式の取得

 

 

 

 

 

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

2,624

143

2,767

490

2,057

4,334

当期変動額合計

2,624

143

2,767

490

2,057

20,098

当期末残高

19,613

90

19,704

1,779

25,797

304,144

 

当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

11,433

29,486

221,256

5,313

256,863

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

101

101

 

 

202

剰余金の配当

 

 

13,465

 

13,465

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

24,105

 

24,105

自己株式の取得

 

 

 

0

0

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

8,137

 

 

8,137

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

101

8,036

10,640

0

2,704

当期末残高

11,535

21,449

231,896

5,314

259,567

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

19,613

90

19,704

1,779

25,797

304,144

当期変動額

 

 

 

 

 

 

新株の発行

 

 

 

 

 

202

剰余金の配当

 

 

 

 

 

13,465

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

24,105

自己株式の取得

 

 

 

 

 

0

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

 

 

 

 

8,137

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

2,537

116

2,654

238

1,998

894

当期変動額合計

2,537

116

2,654

238

1,998

3,598

当期末残高

22,150

207

22,358

2,017

23,799

307,743

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

 至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

 至 2024年5月15日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

43,455

41,599

減価償却費

12,244

13,841

減損損失

2,913

7,434

災害損失

65

134

のれん償却額

4,311

4,159

貸倒引当金の増減額(△は減少)

1

10

賞与引当金の増減額(△は減少)

232

538

役員賞与引当金の増減額(△は減少)

67

82

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

1,085

18

ポイント引当金の増減額(△は減少)

0

5

受取利息及び受取配当金

394

397

補助金収入

22

385

受取保険金

130

317

支払利息

1,301

1,553

備品受贈益

584

581

固定資産除却損

96

146

固定資産売却損益(△は益)

40

6

投資有価証券売却損益(△は益)

3

新株予約権戻入益

801

売上債権の増減額(△は増加)

5,221

3,570

棚卸資産の増減額(△は増加)

8,306

6,418

仕入債務の増減額(△は減少)

47,482

5,966

契約負債の増減額(△は減少)

3,530

2,660

未払消費税等の増減額(△は減少)

171

411

その他

2,180

2,331

小計

12,581

68,153

利息及び配当金の受取額

272

283

補助金の受取額

22

385

保険金の受取額

130

317

利息の支払額

1,295

1,547

法人税等の支払額

10,907

15,628

営業活動によるキャッシュ・フロー

804

51,964

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

 至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

 至 2024年5月15日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の預入による支出

0

0

有形固定資産の取得による支出

24,701

31,992

有形固定資産の売却による収入

117

189

ソフトウエアの取得による支出

1,985

3,388

投資有価証券の取得による支出

54

投資有価証券の売却及び償還による収入

68

111

貸付けによる支出

10

3

貸付金の回収による収入

18

4

差入保証金の支出

6,669

5,166

差入保証金の返還

3,689

3,846

その他

301

384

投資活動によるキャッシュ・フロー

29,774

36,068

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

7,200

7,200

リース債務の返済による支出

751

2,583

新株発行による収入

1

0

自己株式の取得による支出

0

0

配当金の支払額

9,716

13,465

非支配株主への配当金の支払額

1,338

1,241

連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出

11,768

財務活動によるキャッシュ・フロー

19,005

36,259

現金及び現金同等物に係る換算差額

1

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

47,976

20,362

現金及び現金同等物の期首残高

126,892

78,916

現金及び現金同等物の期末残高

78,916

58,554

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

 当社グループは、医薬品・化粧品等を中心とした物販事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 なお、仕入および販売に関する情報につきましては、「4.その他(1)仕入および販売の状況」に記載しております。

 

【関連情報】

(1)製品及びサービスごとの情報

  当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、当該事業の外部顧客への売上高が連結損益計算書の

 売上高の90%超であるため、記載を省略しております。

 

(2)地域ごとの情報

 ①売上高

  本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。

 ②有形固定資産

  本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

(3)主要な顧客ごとの情報

  外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略

 しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

 該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

至 2024年5月15日)

1株当たり純資産額

5,690円49銭

5,797円19銭

1株当たり当期純利益金額

519円90銭

495円85銭

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

518円52銭

493円48銭

 

(注)1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2022年5月16日

至 2023年5月15日)

当連結会計年度

(自 2023年5月16日

至 2024年5月15日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

25,258

24,105

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

25,258

24,105

期中平均株式数(株)

48,583,935

48,613,927

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(株)

129,590

233,917

(うち新株予約権(株))

(129,590)

(233,917)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 2020年9月1日取締役会決議第

 10回新株予約権(新株予約権の数

 4,354個)

 2022年9月8日取締役会決議第11

 回新株予約権(新株予約権の数

 5,043個)

 2020年9月1日取締役会決議第

 10回新株予約権(新株予約権の数

 4,261個)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(重要な後発事象)

(連結子会社間の吸収合併)

  当社は2023年12月8日開催の取締役会において、当社連結子会社の株式会社ツルハを存続会社、当社の連結子会

 社である株式会社ビー・アンド・ディーを消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、2024年5月16日付で当該

 吸収合併を行いました。

  吸収合併の概要は、次のとおりであります。

 

(1)取引の概要

①結合当事企業の名称及びその事業の内容

  ⅰ.吸収合併存続会社

   結合企業の名称   株式会社ツルハ

   事業の内容     ドラッグストア・調剤薬局の経営

  ⅱ.吸収合併消滅会社

   被結合企業の名称  株式会社ビー・アンド・ディー

   事業の内容     ドラッグストア・調剤薬局の経営

②企業結合日

   2024年5月16日(効力発生日)

③企業結合の法的形式

   株式会社ツルハを吸収合併存続会社、株式会社ビー・アンド・ディーを吸収合併消滅会社とする吸収合併

④結合後企業の名称

   株式会社ツルハ

⑤その他の取引の概要に関する事項

株式会社ビー・アンド・ディーは2024年5月15日現在愛知県内で80店舗のドラッグストア、調剤薬局を展開しております。同社は2018年5月にツルハグループの一員となって以来愛知県内で積極的にドミナント化を行ってまいりましたが、このたびツルハグループの中核会社であり全国への出店を進めている株式会社ツルハが株式会社ビー・アンド・ディーを吸収合併する事により、ツルハグループの経営効率化を進め、愛知県内における営業基盤の一層の強化を図るものです。

 

(2)実施した会計処理の概要

   「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分

  離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取

  引として会計処理をしております。

 

 

4.その他

(1)仕入および販売の状況

  ①仕入実績

 品  目

 当連結会計年度

(自 2023年5月16日

  至 2024年5月15日)

金額(百万円)

構成比(%)

前期比(%)

商品

 

 

 

医薬品

139,857

19.4

106.9

化粧品

99,723

13.8

107.3

雑貨

191,985

26.6

104.9

食品

216,366

30.0

106.1

その他

71,367

9.9

98.6

 小計

719,299

99.7

105.3

不動産賃貸料原価

518

0.1

132.8

手数料収入等

1,665

0.2

109.7

 合計

721,482

100.0

105.3

(注)1.金額は、実際仕入価格によっております。

2.「その他」のおもな内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。

 

  ②販売実績

 品  目

 当連結会計年度

(自 2023年5月16日

  至 2024年5月15日)

金額(百万円)

構成比(%)

前期比(%)

商品

 

 

 

医薬品

240,525

23.4

107.9

化粧品

146,605

14.3

109.8

雑貨

264,939

25.8

103.7

食品

261,366

25.4

108.5

その他

109,377

10.6

97.0

 小計

1,022,814

99.5

105.9

不動産賃貸料

1,397

0.1

102.2

手数料収入等

3,251

0.3

106.0

 合計

1,027,462

100.0

105.9

(注)「その他」のおもな内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。